ここ数年、秋が短い。ストンと朝の気温が落ちる。私は、朝5時頃目が覚める。寒い。昨日から、薪ストーブの準備はしていた。昨季の灰を取り捨て、薪も準備した。「ウーン、室温は18度、普通ストーブ着けねーよな。」と思いながら、いそいそと着火の準備をする。
薪が高騰している。近辺の相場で1 m3当たり3から4万円する。厳冬期には、1 m3は、10日持たない。一冬で30万以上軽くかかる。
幸いなことに、近所の建築関係の社長さんに廃材を頂いている。ストーブに入る大きさにカットして使っている。今年も廃材の薪を大量にストックしてある。家の薪ストーブは、針葉樹も燃やせる。ので、値段を気にせずがんがん焚ける。
寒い冬の日、がんがん焚く。室温が28度になる。「金がなくともメッチャ幸せ」なのだ。
故郷、長野の冬はとびきり寒い。長野の真冬は-10℃を超す寒さだ。当時は、高断熱等という発想もない。(北海道の住宅は除いて)長野の実家も隙間だらけ。鋭い寒さが窓から直に伝わる。朝起きてカーテンを開けると、窓ガラスの内面が結氷していた。炬燵と石油ストーブの暖房では寒すぎた。沢山着込んで生活していた。昭和30年代高度経済成長の端緒。日本は、まだまだ貧しかった。
「薪ストーブのある生活。ほんとーに幸せだ。」と思う。
薪ストーブ今季初火入れ 2025年 10月21日(火)
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