「冷やし中華」 夏そう 毎年6月後半位になると食べたくなる。最近はコンビニで年中売っている感があるが… 私は6月の梅雨寒の日などはまだ、ラーメン 特に味噌ラーメン なのである。 夏野菜 キュウリ トマト の路地の初物が出始める時期が、そろそろ「冷やし中華」なのだ。 私にとって「冷やし中華」といえばコンビニかスーパーのパックだった。夏の昼ご飯 麺類と言えば 「ソー麺」か 「冷やし中華」だ。どちらもツルツルと飲み込む。喉ごし さっぱり 無性に食べたくなる。ここ数年はこの「冷やし中華」を手作りしている。生麺から作からる麺が圧倒的に旨い。更にコンビニの冷やし中華高すぎる。年金暮らし 昼飯で600円は辛い。
菜園の存在も大きい。キュウリ トマト ジャンボピーマンが取れ始めるこの時期トッピング野菜には事欠かない。朝取りキュウリ味が濃い、シャキシャキ感が違う。一人1本のキュウリ大量に使う。木なり完熟ミニトマト甘い甘い。今年のミニトマトは特に甘い。カゴメの「アマプル」「コアマ君」デルモンテの「濃いアマ」そしてお馴染み「アイコ」。少し前までは甘味を出すには、水を絞る乾燥させると言うことだった。でも最近急に品種だと言われている。私もYouTubeなどで調べた。昨年は5種類ほど植えた。この土地に合う合わないもある。が、しかしメーカー品でもむらがある。甘くても収量があまりに少ないものもある。今回の3種のトマトは、夏の高温にも強く、正解だった。私は生食、サラダが好きだ。その点で完熟した「アマプル」は最高だ。「サクランボのよう」と言うのが売り言葉だが、私は完熟たアマプルは、それ以上だと思う。生食向きだ。「コアマ君」「濃いアマ」は完熟前でも甘いのが売りだと思う。ジャンボピーマン風味が良い。大きくなっても柔らかい。ピーマンは苦手だったが、ジャンボピーマンは良い。独特の香りが生で味わえるこれも生食向だ。
そして、ハムとカニかまと錦糸卵 タンパク質系のトッピングだ。豚肉 魚 卵のタンパク質 油分が少なくしつこくない。ハム4枚(豚バラの冷しゃぶも良い) 日本の生んだ最高の食材カニかまは4スティック使う。 錦糸卵は卵一個分で作る。良くといてフライパンに「ジャー」少し面倒だけど私としてはマストアイテム タンパク質多いと盛り上がるよなー。
トータルな味の決め手はかけ汁。私は醤油ベース派。全体の味をつなげる。 ごま油 水 砂糖そこに 酢 or レモン汁 シークアーサー 。私はドレッシング感覚。素材の旨みが味わえるようにあまり酸っぱくしない。足りなっかったら後から足す。レモンやシークワーサーのジュースを使うと 柑橘系の爽やかさがと香りが立つ。
最後に麺、蒸し麺より勿論生麺が良い。私の場合「菊水の札幌生ラーメン」、和邇の平和堂でコンスタントに置かれていて入手しやすい。何よりも太さも丁度良い。味噌ラーメンもこの麺で作る。「メッチャいいよ。」冷麺は3分30秒茹でろと書いてあるが、トッピングが多いので、それに負けぬように私は3分以内。少し堅めにする。水にさらしてぬめりと粗熱を取る。最後に氷水でしっかり2分は絞める。
水を切った麺を 器に盛る。トッピング。冷やした汁をかけ回す。
いっちょありー
トッピング味わいながら しっかり噛んで頂く。麺が見えてきたら麺ツルツルと「旨い!」 あっという間に 無くなる ご馳走様。
結構凝って作っても、幸福な時間は「あっという間」。私のような閑人じゃないと作れない。
そう言えば「全日本冷し中華愛好会」と言うのがあった。あれは私が学生で東京小平に居た頃だ。たしかジャズピアニスト 山川洋介氏やタモリが作った。山下氏が冬に冷やし中華を食べられなかったことから作った会だったはず。略して「全冷中」。まだ学生運動の残滓がある時代。「おふざけ」もあったと思う。面白い時代だった。高度成長、戦後日本が一番輝いた時代。「全日本冷し中華愛好会 全冷中」はどうなったんだろう。 それにしても、私にとって「冷やし中華」は 暑い夏の日 昼のご馳走だ。
冷やし中華 2025年 8月11日(月)

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